2016年 05月 12日
文芸春秋 6月号 「強欲資本主義と決別せよ」を評価します。 |
文芸春秋6月号を読む。 特集として「強欲資本主義と決別せよ」を取り上げています。 その中の「ホセ・ムヒカの警告」が時宜にかない、秀逸です。 過去は問いません。 文芸春秋がこのような特集を組んだことを高く評価したいと思います。 次に、TPP特集をお願いしたい。
少しメディアの空気が変わってきているように感じます。 日本経済新聞が1月でしたか、植草一秀氏の著作本の広告を載せたり、週刊文春が甘利事件報道の口火を切ったりしています。 アメリカでは変革が起きているというか強欲資本主義に対して闘う人たちの勢力が増しているようです。 翻って、日本には、まだそのような兆しが見えません。 文芸春秋のこの特集がきっかけになればと思います。
文芸春秋は、以前、よく読んでいた雑誌でしたがいつごろからでしょうかあまり読まなくなりました。巻頭随筆が今の立花隆氏に変わった頃からでしょうか。 できれば、巻頭随筆も別の人に変わってもらえればと思いますが、村上春樹氏などは無理でしょうか。
この6月号には村上春樹氏の寄稿文も掲載されています。 「ベルリンは熱狂を持って小澤征爾をむかえた」。 雑誌を買って大変得した気分になりました。
by hazansho
| 2016-05-12 19:21
| 報道