2012年 10月 11日
特許のない社会について |
最近はあまりテレビを観ませんが昨日、たまたまNHKの「クローズアップ現代」を観ました。 山中教授がインタビューを受けていました。 ノーベル賞にも関心がなかったのですが、山中教授の言葉には感銘を受けました。
「特許は企業などが独占するための制度であるが、京大は、彼らに独占させないために特許を取得して行く」 という趣旨のことを述べていました。
特許は競争を促進し、技術や知識が公開され広まる。 しかし、非公開の軍事技術は、進展を妨げられたでしょうか。 科学技術の多くはこれまで軍事技術が牽引してきました。
特許のある今の社会と特許のない社会のどちらが安全、平和なのだろうかと考えさせられました。
by hazansho
| 2012-10-11 16:41
| 技術