2012年 10月 31日
日立の英原発会社の買収は暴挙ではないのか |
日立が英原発会社を買収するという。
日立は堅実な会社である。 慎重に検討した結果でろうから報道では明らかにされていないが、様々なリスク要因を検討した上での判断なのであろう。 しかし、素朴な疑問が残る。
原発の是非は脇に置くことにする。
原発輸出の是非についても脇に置く。
日本の状況から考えると、電力会社の原発ビジネスは、政府の手厚い保護、支援があって初めて成り立つものではないのか。
地方交付金、政府融資、法規制、賠償制度などなど。
イギリスもまた、何年かの後に脱原発に向かう可能性もある。
使用済み核燃料の最終処分方法は、イギリスでは決まっているのだろうか。
一体、廃炉から最終処分までコストの見積もりが出来るものなのだろうか。
ペナルティがいくらかかろうとも契約は破棄すべきであるように思うが、果たして日立自身の判断に任せておいてよいものだろうか。
事故が起こり、日立の負担を超える被害額であれば国民にも負担が求められることになるかもしれない。
国会でも議論してほしい。
by hazansho
| 2012-10-31 16:34
| 原発