グアム移転が延期なら日本負担分費用を返してもらおう |
NHKニュース(6月17日)によると 米海兵隊のグアム移転が延期になるようだ。
そして、朝日新聞(6月12日)によると日本負担分の費用、758億円が米政府内で塩漬けになっているという。
返してもらい、復興資金に充てよう。 アメリカは返す気など毛頭ないでしょうが。
(NHKニュースより)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110617/k10013582661000.html
来週開かれる「2+2」・日米の外務・防衛の閣僚協議で発表される共同声明のうち、在日アメリカ軍の再編に関する項目の内容が判明し、アメリカ軍普天間基地の移設とともに、沖縄駐留のアメリカ海兵隊のグアムへの移転についても、目標としてきた平成26年までの実現を断念することになりました。 日米両政府は、来週21日にアメリカの首都ワシントンで「2+2」、日米の外務・防衛の閣僚協議を開き、共同声明を発表することにしていますが、このうち在日アメリカ軍の再編に関する項目の内容が判明しました。それによりますと、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、名護市辺野古にV字型に2本の滑走路を配置するとしたうえで、滑走路の位置は「環境影響評価の手続きや建設に著しい遅延がないかぎり、軽微な修正は考慮され得る」として、滑走路を沖合に移動する可能性に含みを持たせています。一方で、普天間基地の移設とともに、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊およそ8000人のグアムへの移転についても、「従来の目標である2014年までに達成されない」と明記し、目標としてきた平成26年までの実現を正式に断念することになりました。そして、平成26年までの移設期限に替わる新たな表現として、「日米同盟の能力を維持しつつ、普天間基地の固定化をさけるために、平成26年以降、可能なかぎり早期にこれらの施策を実現する」としています。 ーーーーー (朝日新聞より) http://www.asahi.com/politics/update/0611/TKY201106110140.html?ref=any 沖縄に駐留する米海兵隊のグアム移転費で、2009、10両年度に日本側が負担した計814億円のうち、9割以上の758億円が使われずに滞留していることが分かった。グアムでの土地取得などが難航し、日本側の負担で行う工事が停滞。日本が提供した巨額の公金が米政府内で「塩漬け」になっている。 複数の日本政府関係者によると、米国に提供したのは09年度が346億円、10年度が468億円。提供の際、日米両政府は金額と個別の事業名を記した書簡を交わした。両年度に提供した計814億円のうち、司令部庁舎や隊舎などの「設計費」が56億円、土地の基盤整備事業など「工事費」が758億円だった。 工事費は、米海軍がグアム島内に所有する土地の基盤整備事業などに充てられる。沖縄から移る海兵隊の司令部庁舎を建設し、隣接する民有地などを買い上げて海兵隊員の家族住宅を建てる予定だ。だが土地取得が難航し、米側は庁舎の建設計画自体の見直しに入っているという。 また、島内に建設される海兵隊の射撃訓練場は、先住民族の文化財保護の問題が浮上して計画がとまっている。この影響を受けて、日米両政府の交換書簡に記された日本の資金による事業は一つも執行されない状態となり、工事費758億円がそのまま米側で滞留している (引用終わり)
海兵隊移転 目標期限実現は断念
6月17日 5時1分
米軍グアム移転費、日本の758億円塩漬け 工事停滞で