2011年 06月 09日
小沢鋭仁には排出量取引制度についての自己批判が必要だ |
小沢鋭仁前環境相が民主党代表選に出馬意向だという。 小沢グループが推すのだろうか。
この人は、環境相在任当時、排出量取引を推進した人である。 ウクライナやチェコなどに総額およそ2000億円をくれてあげた人である。 当時は、政治家も学者もエコノミストもみんな排出量取引に疑念を持っていなかった。 小沢鋭仁だけではない。 しかし、環境相という責任者の立場にあって、このまやかしの制度を鵜呑みにしてしまった責任は重い。
昨年末、政府は、排出量取引制度導入棚上げを決めた。 しかし、理由は明確ではなく、一切自己批判していない。
小沢鋭仁よ、民主党代表即ち日本の総理を目指すなら、排出量取引制度についての自己批判が必要だ。 少し考えれば見破れるまやかしの制度を推し進めた責任者であったのだ。 この先、諸外国が仕掛けてくるさまざまな策略に対抗出来るだろうか。 相手の狙いを見破れるだろうjか。 不安になる。
排出量取引がまやかしであることについては、拙ブログ「排出量取引は空理空論だ」 をご覧ください。
by hazansho
| 2011-06-09 09:39
| 指定なし