2011年 04月 06日
気象庁は濃度を加味した拡散予測図を作れ |
ドイツ気象庁から出ている下図のような放射性物質拡散予想図を見ていたら、ヨーロッパの人は誰も日本に行きたいなどと思わないだろう。 日本にいる知人には脱出を呼びかけるだろう。 これまで、彼らを大げさだと思っていたが、この図を見たら納得がゆく。 この図は、放出量の多寡に関係ない図であろう。 あたかも毎日、大爆発を起こしているかのような図だ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110406/erp11040611300004-n1.htm
(引用)予測結果は「実際に放射性物質が放出される濃度を示すものではない」と強調。ある一定の気象条件下で「放射性物質が拡散し、薄まるイメージを示したもの」と指摘している。(引用終わり) しかし、紛らわしい限りだ。
気象庁は、まず毎日の放出量を推定し、その拡散を予測する、つまり、濃度が分かるようにし、ドイツのものより、精度の高い予想図を作成する必要があろう。 いつまでもこのような図が発表されていたのでは大迷惑だ。
by hazansho
| 2011-04-06 17:35
| 原発