2016年 04月 29日
黒田日銀の真の目的は、異次元の量的緩和そのものにあり、その理由づけにインフレ目標が掲げられているのではないか |
量的緩和は、円安とインフレを実現すべく行われています。 2%のインフレ率が目標であると黒田日銀は宣言しています。 どうやら、インフレは目くらましで、もちろんインフレになればそれはそれで黒田日銀は目標を達成するということでいうことはないのですが、真の目的は、異次元の量的緩和そのものにあり、それを実施するための理由づけにインフレ目標が掲げられているのではないでしょぅか。
量的緩和の状況で、仕事がしやすくなる連中がいるということです。 東証の株のおよそ3割は外資が保有し、外資の東証取引シェアは7割にも及びます。 スマートな収奪方法といえないでしょうか。
その一つが、日銀によるETF買いです。 ほかにもいろんなテクニックが外債、株の取引で使われているに違いありません。 何しろ彼らは騙し、詐欺、金融のプロなのですから。
参考: Bloomberg の記事「ETF爆買いの果て、日銀が日経平均企業9割で実質大株主-試算」
同じように GPIF(年金基金)も株や債券市場を通じて収奪されつつあるのでしょう。
by hazansho
| 2016-04-29 10:48
| 経済