2014年 09月 09日
STAP細胞 報道の異常 |
メディアは疑惑の根拠とされた6月の若山教授の発表が間違っていてその後、訂正されたにも関わらず、訂正される前の情報をもとにSTAP細胞の疑惑を煽っているようです。
「STAP細胞 検証難航」理研「白黒つかず」」より以下一部引用
「理研の検証実験については科学界に批判が根強い。不正認定と論文撤回で科学的根拠を失っていることに加え、STAP細胞の存在を揺るがす疑義の指摘が相次ぎ、「研究全体が虚構だったのではないか」(日本学術会議声明)と疑われているためだ。
疑惑を深めた一因が、共著者の若山照彦山梨大教授が6月に発表した遺伝子解析結果だ。自ら保存していたSTAP幹細胞の遺伝情報が、由来となったはずのマウスと食い違う、とした。また、理研の別の研究者は、公開されたSTAP細胞の遺伝子データを解析し、別の万能細胞(ES細胞)である疑いを指摘した。」 (引用終わり)
疑惑を深めた一因とされるSTAP細胞の遺伝子が由来のマウスのものとは違うという若山教授の6月の発表は、理研も同様の発表をしていますが、7月に「必ずしも別のもとは言えない」と訂正しています。 若山教授も訂正しているようです。 これら訂正については大きく報道されませんでした。
そして、 朝日新聞が、いまだに間違った情報をもとに疑惑があるとしているのは、どうしたことでしょうか。 NHKのSTAP特集番組も疑惑の最大の根拠になった情報の訂正には触れませんでした。
記者の取材の怠慢ではなく、意図してSTAP細胞の疑惑を深めるように報道しているとしか思えません。
by hazansho
| 2014-09-09 15:20
| 報道