「脱アメリカ」が日本を復活させる |
”「脱アメリカ」が日本を復活させる”
これは、11年前に刊行された本のタイトルです。 アシスト社長jのビル・トッテン著。
今も、いや今こそ、この本の言う通り、脱アメリカを目指す必要があるのではないでしょうか。
日本もアメリカのように格差が拡大し、貧困層が増大してしまいます。 そして、日本からの富の強奪もひどくなるばかりでしょう。
強欲なアメリカ型資本主義に追従するのではなく、道義のある日本型資本主義を築く必要があります。 アメリカの属国支配から脱却し、真の独立を目指す必要があります。
中国の脅威が増しており、日米関係は今の従属関係のまま強固にすべきという意見もあるようですが、日本が攻撃を受けた時、アメリカが日本を守ってくれるわけではありません。 日本が言うことをきかなくなると、尖閣周辺で少し脅してくれと中国に頼みかねない国だと承知すべきです。
しかし、従属関係を一気に改めるのは難しいことです。 まずは、アメリカ型資本主義、アメリカ型企業経営と一線を画し、道義のある日本型資本主義、日本型経営を築くことが日本の復活の要件ではないでしょうjか。
「ウォール街を占拠せよ」 抗議の嵐/NY デモ参加者700人超逮捕
2011/10/03 09:20
世界的な金融危機の引き金となった2008年9月の「リーマン・ショック」から3年。世界金融の中心地であり、「強欲(ごうよく)資本主義」の象徴とも揶揄(やゆ)されるウォール街を抱える米ニューヨークでは9月中旬から、「ウォール街を占拠せよ」をスローガンに、格差是正や貧困撲滅、地球温暖化防止などを訴える若者らが座り込んだり、デモ行進したりして抗議活動を続けている。警官隊との小競り合いも起きていたが、とうとうニューヨーク市警は10月1日、マンハッタンに架かるブルックリン橋の車道に許可なく侵入したとして、デモの参加者700人以上を逮捕した。
■ムーア監督らが支援
AP通信などによると、1日のデモ行進には約1500人が参加。ニューヨーク市警は観光名所としても知られるブルックリン橋の車道を行進していた参加者に対し警告を発したが、警告に従わず歩道に戻らなかった参加者が一網打尽に逮捕された。これに伴い、橋は数時間にわたって閉鎖された。
ウォール街周辺では3年前に米投資銀行「リーマン・ブラザーズ」が破綻した日である9月15日前後から、野放しの金儲け主義が世界経済を混乱に陥れたとして、ウォール街の金融機関を糾弾するとともに、政府の金融機関救済策や高止まりした失業率を一向に改善できない経済政策を批判する抗議活動が継続。デモにはニューヨーク出身の女優、スーザン・サランドンさん(64)や、映画監督のマイケル・ムーア氏(57)も支援を表明した。
アメリカ、中国の両国に、孤立を恐れず、毅然と対応できるように